たまには車中泊で!誰にも邪魔されない自由気ままな旅

車中泊_道の駅 ライフスタイル

今回は車中泊について、記事にしてみたいと思います。

個人的にはホテルや旅館に泊まったり、オートキャンプ場でキャンプすることももちろん好きですが、車中泊への興味みたいなものもありました。

なんだか自由で気楽そうなんですよね。子どもの頃の隠れ家的な(笑)

もちろん少し横になる程度なら、高速のパーキングやコンビニの駐車場なんかで仮眠をとることはありましたが、それはあくまでも仮眠であって、いわゆる車中泊とは違いますもんね。

なので、今回は車中泊を実際に体験した感想などを書いてみたいと思います。

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車中泊って、どんなもの?

車中泊は名前の通りクルマの中で泊まるものですが、キャンピングカーでなくても、ワンボックスカーやワゴン、広めのコンパクトカーや軽自動車でも足を伸ばして眠ることができるものがあります。

うちのクルマもコンパクトカーの一種なんですが、後部座席を倒して斜めに寝れば、なんとか足を伸ばせることが分かり、「へぇ~、このクルマでも後ろで寝れるんだ」と思ったのが、車中泊をしてみようと思ったキッカケでした。

ホテルや旅館だと、どうしてもチェックインやチェックアウトの時間を気にして行動する必要がありますが、車中泊ではそれが無いので、到着する時間も寝る時間、起きる時間もすべて自由!

なので、観光名所などをクルマで巡って、日が暮れたら良さげな日帰り温泉にでも入って、適当な場所で一泊するという自由気ままな過ごし方ができます。

普段、旅行に出かけると、いつも時間との戦いになってしまう筆者としては、なんにも縛られない車中泊旅行の快適さは別格です(笑)

たとえば、筆者は灯台を見に行くことが多いのですが、灯台に行っても少し見晴らしがいいだけだし、へんぴな場所に建っていることが多いので、あまり家族を連れて行くほどの場所ではないんですよね。なので、車中泊で少し遠方の灯台を見に行いくことがあります。

そんな時は、本当に好きなことをしているせいか、自分らしさを一層感じることができているように思いますね。

車中泊_湖畔

どこにクルマを泊めればいい?

さて、どこに泊まるか?ですが、やっぱりトイレに歩いていける距離でないと不便です。
また、大自然が良いからと言って、あまりに人里離れた山奥だと熊が出没するリスクもありそうです(怖っ!)。

と言うわけで、安全でそれなりに便利なところということで、道の駅なんかがよく利用されていますね。

ただし、夜間の長時間に及ぶ停車を禁止しているところもあるので事前に確認が必要なのと、営業妨害にならないように注意が必要です。

筆者も道の駅で車中泊しましたが、なるべく道の駅の営業終了後に停車して、翌日の営業開始前には出発するようにしています。また、利用させていただいたお礼がてら、その道の駅でご当地グルメを食べだり、特産品やお土産を買って帰ったりする時もありました。

まあ、このへんは持ちつ持たれつの良い関係を築けると良いですね。

車中泊で必要なものって?

さて、持ち物ですが、シュラフ(寝袋)や毛布があれば、必要最低限は満たせそうですが、車中泊を快適に過ごすためにはもう少し揃えたいところです。

【他にあると良いもの】
①窓のカーテン又はカーテンの代替となるもの

 ・やっぱり最低限のプライバシーは確保したいですよね。安いものであれば、100円均一でも売ってますが、スキマができてしまうような簡素なものなので、それが嫌な方はカーショップなどで、ちゃんとしたものを買った方が良いかと思います。高いですが純正品があるなら、サイズがピッタリで一番ですね。

②ひげそり、歯ブラシ、歯磨き粉、タオルなどの身だしなみセット

 ・ホームレスと間違われないようにしないといけません(笑)

③シガーソケットチャージャーなどスマホを充電できるもの

 ・スマホの充電は現代人にとっては死活問題ではないでしょうか。欲を言えば、ポータブル電源があるとベストですが、そこまで本格的でなくても十分楽しめます。また、筆者はノートパソコンを使いたいために、少々値段がアップしますが、ノートパソコンの充電にも対応したものを購入しました。

④電池式ランタン

 ・夜、手元を照らせるランタンや懐中電灯があると便利です。

⑤マット

 ・床が固くて眠れないという方はマットを用意しておいたほうが良いかもしれません。エアーマットであれば、安いものは1000円台からあります。

⑥枕

 ・筆者はいつも使っている自分の枕が一番落ち着くので、わざわざ持ち出しています。

⑦耳栓やアイマスク

 ・駐車する場所によっては、国道沿いなどでトラックの走る音が気になったり、電灯の近くで明るかったりするので、耳栓やアイマスクを用意しておいたほうが無難かもしれません。筆者も用意していますが、無音より多少騒音があったほうが逆に安心するタイプなので、ほとんど使用していません。

車中泊_日帰り温泉

車中泊に最適な季節

夏と冬は車中泊にはつらい季節で、あまりオススメできません。

夏は夜、寝苦しい上、窓を開ける必要があるので、防虫対策が必要です(防犯も?)。冬はと言うと、やはり夜がとても寒いので、かなり厚手のシュラフを用意しておくなどの防寒対策が必要です。常連の方であれば、ポータブル電源と電気毛布で防寒する方もいらっしゃるようですが。

筆者も普段の防災を兼ねて、ポータブル電源の購入を検討してますが、定期的にメンテが必要なのがネックなんですよね。なにぶん、めんどくさがり屋なので。。

と言うわけで、春と秋は快適な車中泊ライフを楽しめます。

ただし、近頃は春でも真夏のように暑い日があったり、秋でも真冬のように寒い日があったりしますので、その点には注意が必要です。天気予報を見て、心配なら念のために対策しておくと良いかもしれません。

車中泊のメリット

冒頭にも書きましたが、とにかく自由です。それこそ、ナビも目的地も決めずに進んでオッケーなレベルです(笑)

(駐車する場所にもよりますが)朝は自然の中で起きるので、いつもより清々しく感じることができます。文明の利器に慣れ切っていて夜型の人には、より一層新鮮に感じるんじゃないでしょうか。自然の中では、夜は暇なので自然と朝型になれそうです。

そして、財布にも優しいです。宿泊費やホテルでの食事代が無いと、かかるお金ってあまり多くないんだな~と改めて思いました。まあ、安い宿などで素泊まりすれば、宿泊費もじゅうぶん抑えられるんですが、このへんはお金の問題じゃないですね。

お金じゃ買えない幸せがあります。プライスレスです!(年齢バレるw)

車中泊のデメリット

デメリットを挙げるとすれば、快適に眠るためには多少工夫が必要なことや、屋外なので安全が保証されているわけではないことでしょうか。

とは言え、前者はホテルや旅館で寝ても、いつもと違う寝具や天井で寝付けないこともありますし、後者も場所を選べば、だいたい危険は回避できると思うので、それほど大きなデメリットとも思えません。

また、普段と変わらないような便利な生活ではまったく新鮮さが無いですし、多少不便なことも旅の醍醐味と言えるんじゃないでしょうか。

便利さを言ってしまったら、たとえばキャンプなんて絶対出来ませんし。

あと、個人的に付け加えるならば、外食する時にお酒を飲めないってことでしょうか。飲んでしまった後は運転できないので、晩御飯を食べに外食する際は寝場所から徒歩圏のお店にするか、お酒はクルマに戻るまで我慢するしかありません。

ただ、郊外はお店も少ない上に、閉店の時間も早いんですよね~。まあ、せっかくの車中泊なんだし、車中での晩酌を楽しんでます。

車中泊_丘からの景色

おわりに。

さて、ここまで車中泊の記事を書いてみましたが、いかがだったでしょうか。

近頃はマイカーを購入する人がずいぶん減って、かくいう筆者もクルマに乗る機会は、ひと月に1回とか2回といったレベルですので、マイカー不要論を否定するつもりはありません。

ですが、クルマを持っていることで車中泊という選択肢を持てるのは、とくに一人旅の大きな武器です。

この自由な車中泊をベースに自分らしい旅にカスタマイズすれば、いつもと違った時間を過ごすことができて、それが最高のリフレッシュになるかもしれませんね。

皆さんもたまの連休などにでも、そんな自由な旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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