【レビュー】個性的な3つのコワーキングスペースに実際に行ってみた感想

コワーキングスペースのエントランスイメージ ライフスタイル
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オススメのコワーキングスペース3選

最近は多くの人に知られるようになったコワーキングスペースですが、実際に行ったことがある人は、あまり多くないのではないでしょうか。

筆者自身は幾つか良さそうなコワーキングスペースに行ってみましたが、なにぶん事前の情報が少なかったので、それぞれ初めて行くときには多少緊張しました。

おそらく、二の足を踏んでしまう人もいらっしゃるのではないでしょうか。

ただ、体験やスポット利用(有料)が可能なところも多いので、興味があるところをピックアップして、実際に行ってみると良いかもしれませんね。

何軒か訪問して比較するのが一番だとは思いますが、実際に行くのは少々手間だと思いますので、参考までにこの記事を書いてみました。

それでは、筆者が東京都内で良さそうだと思い、実際に行ってみたコワーキングスペースについて、3つほどレビューを書いていきたいと思います。

コワーキングスペースの具体的な活用方法については、下記の記事にまとめていますので、
よろしければ、こちらも目を通していただければと思います。

ビジネスエアポート東京

ビジネスエアポート東京は、皇居のお堀のそばにある都会的なコワーキングスペースです。

青山、品川、丸の内、六本木、神田、新橋、渋谷に系列のコワーキングスペースがあり、どこも個性的で良い雰囲気を出しています。

■公式ホームページ
https://business-airport.net/shop/tokyo/

ビジネスエアポート東京のラウンジ

コンセプト

コンセプトは「飛躍を求めるすべてのビジネスパーソンへ」です。忙しいビジネスパーソンに対して、働く場所や時間の変化、隙間時間の有効活用など、新しい働き方を提案しています。

設備

窓際から皇居のお堀を望めながら作業ができるシェアワークスペースに、一息つくことができるリラクゼーションスペース、それから会議室や数十人規模のイベントスペースを備えています。

ほかにも、電話ブース、スモーキングルームだけでなく、忙しいビジネスパーソンのためにシャワーブースも用意している点がユニークです。

ビジネスエアポート東京のラウンジ2

立地条件

地下鉄の大手町駅から直結しており、非常に便利ですが、大手町駅の地下通路は広いので、慣れないと最初は少し迷うかもしれません。JR東京駅からだと、丸の内北口から徒歩7分となっています。

料金

・アドレス会員(時間無制限・フリー席・ゲスト招待可・登記可)
  月額60,000円(別途、初期費用として月額利用料1ヶ月分)
・マスター会員(時間無制限・フリー席・ゲスト招待可)
  月額30,000円(別途、初期費用として月額利用料1ヶ月分)
・プライベート会員(OPEN~10:00、17:00~CLOSE、土日祝日・フリー席・ゲスト招待可)
  月額 9,000円(別途、初期費用として月額利用料1ヶ月分)
  ※系列の営業店舗によって週末の営業日は異なっており、東京店は土曜日が休館となっています。)

そのほか、1Day会員(3,000円+初期費用1,000円)やオフィス会員(月額75,000~+初期費用)もあります。

※上記の金額はすべて税別です。

ビジネスエアポート東京の窓から見る景色

デメリット

週末に利用したい方にとっては、土曜日が休館である点はデメリットです。
それ以外には、会員同士の交流イベントがさほど活発ではない点が、人によってデメリットかもしれません。

感想

大きな窓からは丸の内の景色を見渡せて、とても解放感があり、内装はとても都会的でお洒落なコワーキングスペースです。

会員の方を見ても、どこか洗練された感じがしますし、スマートワークで仕事を進めたい方にはマッチしていると思います。

東京店に限らず、系列店はどこも良さそうな雰囲気ですので、近場のビジネスエアポートさんを検討されてみても良いのではないかと思います。

CodeCampGATE

六本木ヒルズライブラリー

六本木ヒルズの49階に位置する会員制ライブラリーです。

コワーキングスペースのジャンルからは少し外れますが、だいたい同じような利用ができるので、併せて掲載したいと思います。

尚、系列には赤坂のアークヒルズライブラリーがあります。

■公式ホームページ
http://www.academyhills.com/library/roppongi/index.html

グレートヒルズライブラリー

コンセプト

コンセプトは「自由な個人がネットワークを広げ、情報を交換し、イノベーションを生む場」です。ライブラリーだけあって、知的好奇心をくすぐるようなビジネス書や専門書を多く取り揃えています。

設備

座席数114の広々としたカフェスペースや、近未来の図書館のような202席のワークスペース、そして天井から床までが書棚となっていて圧倒されるグレートブックスライブラリー(10席)があります。

六本木ヒルズ49Fのエリアを使用しているため、館内の広さは一般的なコワーキングスペースの2倍以上の広さがあります。

同じフロア内には、カンファレンス施設であるアカデミーヒルズの会議室が複数あります。

そのほか、喫煙ルームや電話用ブースが用意されています。

基本的にはライブラリーですので、ワークスペースでの会話はできません。その代わり、カフェスペースでは談笑や飲食が可能ですので、チームで会話しながら作業をすることも可能です。

尚、公式ホームページ内には『バーチャルツアーで疑似体験』ができる機能が用意されています。施設内を疑似的にでも見てみたい方にはオススメな機能です。

ヒルズライブラリーのバーチャルツアー

立地条件

地下鉄の六本木駅から地下通路で六本木ヒルズ手前まで行けるため、駅からはものの数分もかからず、非常に便利です。

六本木ヒルズに着いたら、アカデミーヒルズ用のエントランスがあるので、そこから入って、エレベーターで49階に行けば到着です。

料金

・コニュニティメンバー(時間無制限・フリー席)
  月額9,000円(別途、初期費用として5000円)

※貸ロッカーがありますが、別途月額4,000円になります。
※上記の金額はすべて税別です。

デメリット

ライブラリーであるため、法人登記はありません。

また、ゲスト招待には制限があります。具体的には、平日のライブラリーカフェ内に限って1名1,000円にて可能となっています。

2019年6月末現在のところ、とくにカフェスペースにおいて、利用者が多いせいか、通信速度が遅かったり、たまに繋がらないこともあるのが少々難点です。これについては改善をお願いしたいところですが、現時点においては、通信が切れると問題になるような作業は控えたほうが無難です。

そのほか、カフェスペースはイベント開催時には使用できなくなりますので、その際はワークスペースを使用するか、代わりの会議室が用意されるので、そちらを利用します。

尚、カフェスペース利用停止中は、コーヒーポットが用意されるので、セルフサービスで自由に飲むことができました。

ヒルズライブラリーから眺める東京

感想

純粋なコワーキングスペースと比べると、ビジネス利用では使い勝手は劣りますが、普通に個人で作業を進めたり学習をする分には問題なく、コスパも大変優れていると思います。

また、コミュニティメンバー同士の交流会やセミナー(殆どは無料)も定期的に開催されていますので、興味のある方は参加されてみても良いかと思います。

そして、さすが六本木ヒルズの49Fだけあって、東京タワーや湾岸エリアを一面に見渡せる眺望は格別です。

疲れたらカフェスペースで、ほのかに流れるジャズでも聴きながら、しっとりと夜景を楽しむのも悪くなさそうです。

PoRTAL Shibuya ※ビル建て替えの為、2019年7月28日に閉館予定

レトロな雰囲気が個性的なコワーキングスペースです。

※上記名称欄に記載の通り、入居ビルの建て替えがあるため、2019年7月28日をもって惜しまれながらも閉館予定となっています。記事はまだ残しておきますので、不要な方は読み飛ばしてくださいませ。

■公式ホームページ
https://www.hituji.jp/portal/

PoRTALのワークスペース

コンセプト

コンセプトは「つかえる、はかどる、ひろがる仕事場」です。単に仕事や勉強をするだけでなく、人との交流も意識した運営をされています。

設備

スペース内はアンティーク家具で統一されており、全体的にとても居心地の良い空間で作られています。

机や椅子も一つ一つ異なっていて、自分の好きな机や椅子から座る席を決めても良さそうです。

また、それなりの広さがありますので、スペース内に複数のエリアを持たせている点も特徴的です。

仕事を行うワークスペースエリア、談笑のできる解放感のあるデッキ・ラウンジ、大型のテーブルが配置された自由に使える大きめのキッチンエリア、それからゆったりくつろげるソファ席、センターにはミーティングルームが2つ備えられています。

そのほか、電話用のブースも用意されています。

立地条件

コワーキングスペースの激戦区である渋谷にあります。渋谷駅から徒歩3分。

渋谷メトロプラザの出口近くにあるビルの3Fに構えており、1Fには「ON THE CORNER」というオシャレなカフェが入っています。

PoRTALのソファー席

料金

・アンリミテッド(時間無制限・フリー席・ゲスト招待可・登記可)
  月額45,000円(別途、初期費用10,000円)
・オフィスルーム(時間無制限・固定席・ゲスト招待可・登記可)
  月額60,000円(別途、初期費用20,000円)
・ナイト&ウィークエンダーズ(平日夜&週末・ゲスト招待可・フリー席)
  月額 6,000円(別途、初期費用 4,000円)

そのほか、お試しで利用される方のために、3日間フリーで利用できるトライアル・チケット(1,000円)や、25h、50h、100hの時間制限のあるプランなどもあります。

※上記の金額はすべて税別です。

デメリット

本業はシェアオフィスなどを運営している会社であり、コワーキングスペースは少人数で運営されているためか、会員の事務手続きの一部で手違いがあった話が聞かれましたので、運営サービス面で少し弱い部分があるかもしれません。

ただ、スタッフの方はとても親切でした。

感想

夕方に運営スタッフの声掛けで、メンバー同士でコーヒーを飲みながら談笑する場が用意されています。参加は自由なので、自分の作業に集中したい人は参加しなくても、全く問題ありません。

そのほか、たまにですが、平日の夜などにキッチンスペースにて、パンケーキパーティや紅茶の飲み比べ会などのイベントも行われていました。

メンバーの年齢は20代~30代が中心ですが、40代以上の方もいらっしゃるようです。

かなり個性的なコワーキングスペースですので、この雰囲気が好きな方であれば、とてもマッチするのではないでしょうか。

渋谷という喧噪の中にいて、時間の経過を忘れさせてくれるような空間になっています。

少し疲れた時などに広めのソファー席で深く腰掛けると、あまりの居心地の良さに眠ってしまいそうになるくらいでした(実際に座りながら眠っている人も見たことがあります)。

数多くあるコワーキングスペースの中でも、居心地の良さでは都内屈指のレベルだと思います。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回は数あるコワーキングスペースの中から厳選した3つを紹介させていただきましたが、それぞれ個性があって面白いですよね。

きっと探せば、あなたに合うお気に入りの場所が見つかると思いますので、探してみてはいかがでしょうか。

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