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はじめに
今回は転職活動で希望の仕事を勝ち取るための進め方(9ステップ)について記事にしたいと思います。
転職活動って、かなり体力が要りますよね。
日中は仕事をこなしながら、帰宅した夜に眠い目をこすりながら求人を探すことになります。
それこそ疲労が溜まってくると、「もう転職するのやめようかな~」とか、「適当に良さそうなとこでいいや~」という気になってしまいがちです。
そのように時間が無いからこそ、活用できるものは活用して、効率よく進めていきたいものですね。
大事な手順を8ステップにまとめましたので、ぜひとも皆さんの転職活動にお役に立ててもらえると嬉しいです。
【Step1】自分のやりたい仕事や転職したい企業のイメージをある程度決めたい。
まずは転職先を探すにあたって、自分のやりたい仕事や転職したい企業のイメージをある程度決めておかないと
応募先を絞るのにも苦労しますし、志望動機を考えるのも大変です。
なにより、自分がやりたいと思える仕事じゃないと、
モチベーションも続かないですよね。
なので、「そんなん当たり前だろ!」と叱られそうですが、まずはやりたい職種や優先する条件を、できる限り決めておきましょう。
これによって、その先の効率が大きく違ってきますので。
もし、今現在の自分のスキルが足りないと思うなら、それはそれでいいんです。
それがはっきりしたことだけで収穫ですし、今後の対策を考えるキッカケにもなります。
今の時代は1回の転職で希望の職につけなくても、その先の転職で叶えることができる時代です。
たとえ今回の転職では少し妥協したとしても、1歩ずつステップアップしていく道もありますね。
【Step2】履歴書と職務経歴書は、なるべく事前に作成する。
ちょっとメンドイ履歴書と職務経歴書の作成ですが、求人探しと同時並行で進めてももちろん構いません。
ですが、これまでのキャリアの棚卸しもかねて、事前に作成しておくと、後がラクになります。
たとえば、職務経歴書を作成しながら自分の経験・経歴を整理し、楽しかった仕事、つまらなかった仕事に切り分けてみると、自分がどんな仕事をやりたいのか、どんな仕事に向いているかが見えてくるかもしれません。
いずれにしても、転職サイトに経歴を登録しておかないと、企業からのオファーやスカウトが来にくいので、なるべく早めに作成しておくことをオススメします。
【Step3】自分の市場価値をチェックする。
自分の経歴を整理したら、その経歴をベースに自分の市場価値がどのくらいなのかをチェックしてみましょう。
大手転職サイトの「doda」や「ミイダス」という転職サイトでは、簡単な入力を行うだけで自分の市場価値を年収で表してくれるので、とても便利です。
転職なら【DODA】求人情報・転職支援会員募集
市場価値診断ならMIIDAS(ミイダス)!
ただし、実際の市場価値よりも、やや高めに年収が出やすい傾向があるので、その点は注意が必要です。
筆者が試してみたところ、「ミイダス」のほうは「doda」よりも8%ほど高い年収が出ました。
この結果から推察すると、「doda」はある程度水準に近く、「ミイダス」は少し高めなのかな?といった印象でした。
とは言っても、人の能力なんて数値化できない部分が多くありますし、どれだけしっかりアピールできるかでも変わってくるので、あくまで参考程度と割り切って利用しましょう。
【Step4】転職サイトに登録する。
ここからは仕事探しの本格的なスタートになりますので、転職サイトに登録していきます。
転職サイト選びで注意したい点は、
大手の転職サイトは有名企業からの求人が多いのもあり、競争率が高く、内定のハードルも高くなりがちです。
反対に、大手でない転職サイトは中小の求人が多い傾向にあり、その分、競争率が高くないため、内定を取りやすい印象があります。
ターゲット次第で上手に使い分けていきたいですね。
それと、転職サイトを複数社に登録することについては、デメリットが無いわけではありません。
転職サイト1社ごとに多くの求人紹介が来ますが、あまりたくさん登録してしまうと、毎日チェックしきれないほどの求人紹介メールを受け取ることになります。
まずは自分の業界やキャリアに強い転職サイトを、見れそうな分だけ登録して様子を見つつ、余力があれば増やしていけば良いかと思います。
個人的に標準で登録しておきたい転職サイトは、やはり求人数、質ともに高くて、サイトも見やすい「doda」がオススメです。
転職なら【DODA】求人情報・転職支援会員募集もし20代の若手の方なら、その年代に強い「マイナビ」も良いですね。
20代・第二新卒・既卒向け転職エージェントのマイナビジョブ20'sそのほか、担当のキャリアアドバイザーが非公開求人の紹介や面接日の調整などを行ってくれるエージェントサービスについては、
転職サイトによってはオプションで追加することができます。
【Step5】エージェントサービスはデメリットもあるので注意!
近年において、転職エージェントの市場は飛躍的に成長しました。
転職者側のメリットは非公開求人の紹介をしてくれたり、面接日の調整を行ってくれるなど【Step4】で述べた通りですが、デメリットも存在することも理解しておかなければなりません。
例えば、求職者としっかり面談を行うエージェントの場合においては、手厚いサポートの代わりに紹介求人に対するレスを求められる場合があります(但し、全てがそうであるとは限りません)。
転職エージェントとしては、応募や内定は早ければ早いほど嬉しいので、腰を据えてじっくり企業選びをしたい人にとっては、どうしてもスピード感にズレが生じやすい面もあります。
とは言え、転職の進め方や、応募を検討している企業の相談もできるエージェントは貴重な存在ですので、デメリットも理解した上でうまく利用していきたいですね。
【Step6】応募の前に、その企業の口コミもチェックする。
企業の求人募集の記事では、都合が悪いことはほとんど書かれていません。
応募を検討したい企業を見つけたら、その会社の口コミもチェックしておきましょう。
「転職会議」というサイトでは、
現在の所属先または退職した会社の評価を載せると(匿名)、他の人の口コミを一定期間見れるようになります。
他にも「Vorkers」や「カイシャの評判」などの口コミサイトがありますので、たくさん見たい方は、これらのサイトも登録してみると良いかもしれません。
ただ、口コミサイトには基本的に転職を検討している方、もしくは、既に退職している方が投稿していますので、ややネガティブ寄りの内容が多くなる傾向があります。
皆が皆、口コミと同じような不満を抱くとは限りませんので、そのあたりも加味して情報を判断していきましょう。
今や終身雇用は崩れ、だいぶ一般的になったとはいえ、転職はまだまだ個人にとっては一生を左右するかもしれない一大イベントであることには変わりありません。
是非とも、ここは口コミサイトもしっかり確認して、イメージギャップを極力なくしてから、先に進みましょう。
【Step7】そのほかにも調べられることはいろいろある!?
情報収集で調べられることは他にもたくさんあります。
たとえば、会社のホームページやSNSのチェックは当然として、会社名で画像や動画を検索すると、社員やオフィスの風景が出てきますので、より一層その会社のイメージがわきやすくなります。
また、上場している会社であれば、必ずIR欄で業績が見れますので、経営状態や最近の動向をチェックしてみても良いかもしれません。
意識の高い転職者の方であれば、決算書から企業のウィークポイントを見つけ出して、面接の際に改善案を発言すると、強烈な自己アピールにもなりそうですね。
【Step8】ここまでクリアしたら、企業に応募しよう。
さて、ここまで来たなら、応募を検討している企業に対して、転職サイトから応募していきましょう。
基本的に転職サイトからの応募であれば、その後の段取りについては連絡が来ると思いますので、それに従って進めていけば問題ありません。
オファーやスカウトを受けての応募であれば、
書類選考済みになる場合もありますので、ほかの求職者よりも一歩有利に進めることができます。
【Step9】面接では企業の求める人物像に応えられる人材であることに注力。
面接対策については、どこの転職サイトでも詳しく解説されているので、当記事では補足するだけに留めたいと思います。
面接官によっては、とてもフレンドリーで話しやすい方もいますが、なかには希望条件などを話しにくい場合もあるかと思います。
内容によりけりではありますが、面接の場で話しにくい場合は無理してまで聞かずに、内定が出てから確認しても問題はありません。
入社意思を表明する前であれば、内定を辞退することもできますので、あえて余計なリスクを取る必要はなく、面接の場では企業の求める人物像にどれだけ自分が応えられる人材なのかをアピールすることに注力しましょう。
おわりに
転職の失敗の多くに、入社前と入社後のギャップがあると思っています。
そのため、当記事ではできる限りギャップをなくすためにはどうしたら良いか?という点に重点を置いて書いたつもりです。
対策はどれも一般的なものではありますが、それらを省略せず手順通りに進めることで、転職の失敗の多くを回避できるものと考えております。
あなたにとってベストな企業にめぐり合い、理想の転職が実現することを心より願っています。
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