令和の自然災害
令和元年は例年以上に大雨や台風などの自然災害に見舞われる一年でした。
また、災害とは呼ばれなくとも、春から連日で30度を超す日や35度や40度を超える真夏の酷暑など、自然に関して無関心でいることは、もはや命を危険に晒すと言っても過言ではない出来事が頻発しています。
世界を見渡しても、フランス パリでの40度を超す猛暑や巨大化するアメリカのハリケーン、ベネチアの異常な水面上昇、ブラジルの大規模な森林火災など、これまでにない自然災害が世界各地で起こっています。
これらの傾向から見て、この流れは急に止まるものではないでしょう。
令和では地震にせよ、台風にせよ、火山にせよ、自然災害は身近に起こりうるものとして十分に想定しておきたい時代に突入しました。
自然災害を被った場合に被害をゼロにするまではいかなくとも、事前の対策次第で軽くすることは可能です。
緊急時の水と食料は勿論のこと、非常用電源やモバイルソーラーパネル、ラジオ、懐中電灯またはランタン、シュラフ(寝袋)などもできれば常時備えておきたいですね。
筆者は今年起こった過去最大級の自然災害のレベルでさえ、今後はよくあるものになると考えていて、それ以上の災害を計算して対策するようにしています。
最悪の想定をしておき準備をしておけば心配も小さくなりますので、自分ができる範囲で最善を尽くしておきたいところです。
令和の国際紛争
日本は平和な国のため、国家間の争いがピンと来ない人も多いと思いますが、第2次世界大戦が終わってからまだ75年程度しか経っておらず、今でも中東やアフリカを中心に世界各地で紛争は起こっています。
先進国については核の恐怖が抑止力となり先進国同士の直接の争いを回避できてきましたが、ここ最近の世界に広がる自国第一主義の動きは、止まらない大きな力が生まれつつあるように思えます。
時期的にも戦争を経験した世代の殆どが世を去った現在では、戦争の悲惨さを伝える人も少なく、人類が同じ過ちを繰り返す可能性が高い時節にもなりました。
人間のやることに完璧が続くことは基本的に有り得ず、どこかで過ちを犯す国が出てきたとしてもまったく不思議では無いのです。
もちろん日本も例外ではありません。
近隣国を含む世界の大きなうねりの中で、日本だけが平和に暮らすことができるなんて、そんな都合の良い話は有り得ないのです。
短期的な目線では今年から2024年まで。もう少し長い目では2030年までの間の諸外国の動向に注目しています。例えば、隣国の中国、韓国、北朝鮮の展開。そして、アメリカやインドと日本の関係。静かなる軍事大国ロシア。
そう言えば、全く関係ないですが、東京ディズニーランドのイッツアスモールワールドは、日本と海を挟んだところにインドがありましたね。
それはさておき、一つ言えることは日本が本来の姿に戻り、世界の中での役割を果たす必要があると考えています。見て見ぬフリは、もう出来ない時代です。
もちろん、かつての軍国主義に後戻りすることは決してあってはならないことです。ただ、力の弱い国が存続できないことは歴史が証明しています。
経済力が非常に豊かで武力の乏しい国、こんな国であれば侵略して属国にするにはもってこいですね。やはり日本には他国が事を構えたくないと思うくらいの十分な力を身に付けておいてほしいと思います。
とは言え、いまさら戦艦や戦闘機が中心となって戦う時代が再来するともあまり思えず、それらは主に威嚇・牽制のために利用するモノになっていくのではないでしょうか。もちろん有事の際には当然使われるでしょうが。
いま警戒すべきものは、たとえば軍事衛星やドローンによる攻撃が考えられますし、気象兵器や化学兵器、ITを使った攻撃や電磁パルス攻撃などもありますね。
とにかく日本が第二次世界大戦で大型戦艦にこだわって敗北したのを忘れずに、防衛に関してはいつでも最先端でいてほしいと思います。
次回は、日本回帰と心の探求の時代について触れてみたいと思います。

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